PlayStationPlus 今月のフリープレイ(バットマン:アーカム・ナイト)


ゲーム得意そうと言われるけどゲーム下手な右ねじです。

PS4の有料サービスで、無料配布しているゲームを通し、ゲームに自信ニキになろう!という企画です。

↓先月の様子はこちら

2019年9月のフリープレイ 

・バットマン:アーカム・ナイト

9月のフリープレイを今上げているということは、そう、つい昨日ようやくクリアしました。

9月15日にダウンロードして、1か月半。長かった…


DCコミックスのバットマンシリーズのゲーム。

「アーカム・アサイラム」、「アーカム・シティ」に続く3作目だそうで、総決算的な要素が強かったです。僕は当然、このゲームだけやります。前2作はやりません。前2作の要素っぽい奴はなんとなく脳内補完です。



映画数本分のボリュームが1つに収束する壮大なカタルシス

このゲーム、バットマンやジョーカーに関係する敵役が全員集合しています。なのでストーリーや「あのキャラ出てきた!」感はあるわ、「アーカム」シリーズの敵もかなり骨太な戦いごたえで、映画何本分も楽しめたと思います。

特に僕は「DCのモチベーションを高めたいから、ジョーカーを観る前にクリアしたいなぁ」と思っていたし、その意図とこのゲームはばっちり合っていたから、ジョーカーがやったことや思想を深く知れたのでめちゃくちゃ良作だったと思います。

ワーナー制作のジョーカーに、MCU制作陣営のSONYが乗っかっていくというメタ構図も面白かった。


戦車道、はじめます!

バットマンの乗る車、バットモービルと言うんですが、これなんと60mm砲が打てる戦車にもなります。
そして敵側もドローン戦車を大量に差し向けてくるので、強制的に開かれました、僕の戦車道。
ガルパンだとWW2あたりの戦車なのですが、バットマンは近未来なので…そらもうロックオンして追尾するミサイルとか打たれるし、飛ぶドローンからも打たれます。

ただこっちも負けてはいません。ゲージが貯まれば自動追尾ミサイルを連射したり、相手のドローン戦車をハッキングして仲間割れさせたり出来ます。
その上バットモービルはスラスターで機敏に避けたり出来ますので、1対20位でも勝てちゃうのが楽しいです。脳内麻薬ドバドバです。

この戦車、特に制限なく使えるので、有効射程内なら空飛ぶ監視ドローンも撃ち落とせるし、チンピラの車が暴走してたら正面衝突ドーンwwwwwで懲らしめてやることも出来て爽快です。基本的にバットモービルより強いキャラはこのゲームには登場しません。最強です。
(例外として、トンネル掘削機には粉々にされてました)


全体的にゲームとしては質・量ともに素晴らしく、また魅力が説明しやすいので、「最近やった面白いゲームは?」なんて聞かれたらこのゲームを挙げると思います。


ただ、僕の性格・ゲーム技能でこのゲームをクリアしていくとにかくつらかった。その辛さが、シナリオや戦車道へのヨイショに繋がっている可能性は排除できない。

何が辛かったかって、

①「サブイベント起きてるぞ」通知がつらい

②バットマンに感情移入ができなくてつらい

③ポジティブな奴が少なくてつらい

④迫ってくる敵から車を運転して逃げる時のハンドルの切り方がなれなくてつらい

⑤てかアクションが多くてつらい


①「サブイベント起きてるぞ」通知がつらい

僕未読通知があることに耐えられないんですよ、仕事のメールもSlackも全部、未読状態のものがある(=それを見る義務がある)というステータスを変えたくて、見てないって言う状態はほぼ無いです。自分がサポート要員として入ってるSlackでも全部読む。

この性格の人、他にもきっといると思うんですけど、そういう人はオープンワールドゲームに向いてないと思う。


オープンワールドゲームは、本筋のストーリーを追えばその本作としてのエンディングには到達できます。

例えば「ゴッサム市警に行こう」という目標が出てきていたとして、そこにたどり着くと本筋のストーリーが進みます。

でも、それまでに他のサブイベントを追って、そちらのストーリーやアイテム回収をしても良い自由度の高いゲームです。


おそらくゲームの設計として、サブイベントも一緒に進めると成長が早いから、本筋のストーリーが進めやすくなるようにしてあるんでしょう。
本筋のストーリーで詰まないようにしないと、せっかくのシナリオを最後まで楽しんで貰えませんし、そこに成長が全く関わらないとなると総プレイ時間は短くなり、ユーザー満足度は低くなってしまうからです。(どっかのインタビューで読んだ)

なので、少し進むごとに「サブイベント発生中」とか、イベント選んでどこかへ移動してる途中にも「今近くでこれが発生中」が出てきて、ちょこちょこ街を救わせようとしてくる。

これがある状態で本筋のストーリー進めようとすると、凄くやり残した感があってしんどい。
最終的にメイン1に対して8くらいのサブストーリーがあるんだけど、
同時にいくつも追いかけるマルチタスクで頭使うし、
それぞれ違うヴィランなので追い詰め方も違うのに、
サブストーリーの途中でさらに別のサブストーリーの「あっここに〇〇の拠点が!潰せ」とか出てくるともうわああああああってなります。


②バットマンに感情移入ができなくてつらい

バットマンが他と協力せず抱え込みすぎで、仲間にも十分な情報を与えず頼らずに、一人苦悩をしながら戦うというのが辛い。アルフレッドとフォックスとオラクルという非戦闘員がメインのサポート役で、ロビンはメインストーリーのほんの一部だけ仲間になる。キャットウーマンはサブイベントのリドラーでだけ少し共闘する程度。ポイズンアイビーは正直護衛対象でしかなかったしな…

ハードボイルドが極まり過ぎて、カッコいいんだけど、窒息感が凄い主人公になってしまっている気がしました。仲間が欲しい…

それによって非戦闘員が襲われたりいろいろしたので、「悪役集まってるんだからヒーローも集めろよ」と思いました。


③ポジティブな奴が少なくてつらい

DC陣営の魅力はそこだろ、と言われるとそれまでなんだけど、敵役も味方も過去いろいろありすぎで、特にアーカムナイトの過去とか、バッドマンダークナイトを見た後でトゥーフェイス見るとあぁ…ってなったりとか、なんか敵役けっこうバットマンのせいで闇落ちしてない?そんでそれって②のハードボイルドが原因ということない?バットそういうとこやぞ。

ゴッサムシティに毒ガスが撒かれて悪役のはびこる街になってしまった、という状態からスタートするので、街中に善良な人間がほぼいない。街を移動中に話し声が(自動で)勝手に聞けたりするんだけど、しゃべってるやつらも全員チンピラみたいなのしかいないし、自分のことしか考えてない。犯罪取り締まったりしながら「はたしてこの街で犯罪取り締まる意味ってあるのか?」と考えてしまったりする。


④迫ってくる敵から車を運転して逃げる時のハンドルの切り方がなれなくてつらい

これ、まずバットモービルがめちゃくちゃスピード出るというのと、それ+壁走りができる(トライダガーかよ)んだけど、壁走り時にハンドル操作が変わるために、パニックになって障害物に激突→迫りくるトンネル掘削機に潰されるみたいなのが頻発した。ここは全然上達しませんでした。


⑤てかアクションが多くてつらい

隠れながら敵を撲殺して行ったり吊るしたりはいいんですけどね…

「この道の先、自動マシンガンあってどうしても進めないじゃん」みたいな場面のギミックが難しいとか、④のトンネル壁走りとか、道路を持ち上げて角度をつけてそこに猛スピードで言って飛ぶとか、あとリドラー全般は僕には難しすぎて何度もさじを投げた。


まとめ

こんなつらい所がいろいろあったにもかかわらず、とりあえずクリアまでこぎつけたのは、ストーリーと戦車道のおもしろさのおかげです。それは間違いない。

僕の「今月のフリープレイ」は、まだ続きます。


10月のフリープレイは…

ABZUは風の旅ビトのチームか…やりましょう!(笑)


ではまた!

ほねでざいん honesty-to-desire.inc

あれもしたいこれもほしい、欲求に正直なホモサピエンスのチラシの裏 I live honesty to my desire.

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