にわかキャンプ道

2018冬アニメの「ゆるキャン」を観て始めたキャンプも、もう3回目になる。

GWに本栖湖、5月中旬に秩父、そして今回は奥多摩。涼しい水辺が好きなんです。

前日に飲みに行っていたので、準備は適当め。


ただ前回の反省点として

・炭をいじるトングがほしい

・着火剤がほしい

・食料を買いすぎてもソロじゃ食べきれない

があったので、とりあえずトングと着火剤を買って、昼過ぎに千駄ヶ谷から出発。

ありがたいことに、千駄ヶ谷から三鷹まで各停、三鷹から青梅特快に乗れた。

キャンプ道具があるので、乗り換えが少ないのは何においても助かる。

15時くらいには奥多摩駅に到着。荒々しい駅が荒々しく送り出してくれる。


今回行こうと思っていたのは、奥多摩駅徒歩5分の氷川キャンプ場。

川っぺりにテントを張り、翌日昼くらいに釣りができればいいな…というのがおおまかなプランです。

奥多摩駅前にはスーパーもあるから、食料の心配もないしね。


スーパーで多少仕入れてからてくてく歩くと、見えてきました。


「本日テント受付終了しました」の文字が。


やっべぇぞ


そうだよね、7月の三連休なめてたわ。しかも今キャンプブームだしね。YouTubeに動画あげてる人めっちゃいるもんね。

そりゃあ都心から2時間で来れて、釣りも温泉も楽しめるよってなところには人が集まるわ!


駅のビジターセンターに引き返して、近くのキャンプ場のリストをもらうも、どれも混んでるっぽい。わかる。(事前にわかれ)

じゃあ奥多摩駅周辺の旅館に泊まるかと思ったけど、どこもいっぱい。

ある旅館なんか、電話したら「今日はどこも空いてないと思いますよ」って勝手に全旅館の分回答してくれちゃって。おい!(ありがとう!)

あるキャンプ場は、「空いてますけど、遠いと思いますよ(キレ気味)」って俺今どこにいるか言ってないけど!来るなってことかな!(了解です!)

諦めかけていたけど、1カ所だけ「駐車場で先着だけど、それでも良かったら…」と言ってくださったので、お言葉に甘えてチャレンジ。


奥多摩駅からバスで7分、橋詰で降車して徒歩5分。

「境渓谷キャンプ場」にお世話になりました。


確かに駐車場らしきスペース。バーベキュー場の目の前。

けどお陰でトイレも、流し台も近くて結果的にすごく便利な場所だった。

ぶっちゃけさっきのやりとりがあったので、正直場所がどうあれ、「泊まれてよかった…」の一言でした。

最悪、キャンプせず帰京、後日出直しになると思ってたから…


明るいうちに設営して、虫除けスプレーしたら火起こし。

KAMADOに着火剤をセットして、ライターで火付けてから薪を投入。

おお…秒で火起こしが完了した…

前回そう言うのが一切なかったので、タバコの火を薪に押し付けてみたり、そこらへんの木の枝や葉をかき集めて火をつけるなどして、めちゃめちゃ苦労したのに…

便利なものは今後もどんどん手を出していこうと思いました。

ライターも、チャッカマンみたいにトリガーを引くタイプだと指が疲れるので、

親指で押し込むタイプのを買ってみましたが、これもアタリでした。


さて、キャンプといえば自然の中で作る食事が楽しみの一つなのですが、

慌ててバスに乗ったので大したものを買えていませんでした。

・カップヌードルBIG

・シャウエッセン(ふた袋パック)

・鯖缶(味噌煮)

・澤乃井 涼し酒 720ml

・スティックコーヒー


昼・夜・朝食とするには少ないな…

バスで駅まで買いに行くのもなぁ…

仕方ない、明日の朝飯はコーヒーで済ませて、昼飯は釣ろう!

今ある食材は昼・夜飯で食べちゃえ!

というわけで、澤乃井を開けつつ、シャウエッセンを焼く。


うまい。そういえば調味料何にも持ってきてなかった。

むしろ野菜とか肉とか、味付けいる食材買ってなくてよかった!


僕にとってのメイン目的は、酒を飲みながらたき火をする、なので

ひたすら燃やして飲んで、の時間が凄く長くなる。


ふと横を見ると、バーベキュー場にいる家族の子供がおもちゃであそんでる。

プラスチックの細長い線を引っ張って、ヘリコプターの羽を飛ばすやつだ。

僕も小さい頃めちゃめちゃ好きだったな〜とか思いながらみてたら、飛ばしたやつに子供が手を伸ばし、見事キャッチに成功。

おお、と思ってたらご両親が誰も見てなかったため、僕を見る子供。

とりあえずサムズアップと顔芸で返したら、サイレントで(イエーイ)って言いながら踊ってくれた。

子供はおもしろいな!

翌朝見たら澤乃井は、半分くらいになっていた。

結構食べながら、途中コーヒーを挟んでいたので、そんなに飲まなかったみたいだ。

冷やして飲むと美味いらしいので、残りは持ち帰って飲む。


例によって早く起きたので、川の方へ降りてみた。

このキャンプ場は川辺までは降りられないみたいで、ちょっとした崖のようなところにみんなテントを張っていた。

来た時に「川の方はテント張ってる方と交渉してみていただいて、OKもらえれば張れます」って言われたけど、絶対無理だ。

6区画には6テントが入るようになっているのだ。無精髭の小太りの男が紛れ込むスペースは無い。


予定通り朝飯はコーヒーにして、たき火。

直火でたき火ができないのと、食材が少なくて料理を全然しなかったので、薪2つ買ったけど1個でも余るくらいだった。

Kindleに落としてあった漫画をひたすら読んだ中では、「おもいで金平糖」と「グミ・チョコレート・パイン」が面白かった。


いい時間になったので、撤収して、チェックアウトしつつ昼飯の手筈を整える。


ここは川に降りられない代わりに、キャンプ場に釣り堀があって、150円で竿と餌を借りれる。

何度も何度も、釣竿を垂らした瞬間に餌を取られたけども、なんとか2匹釣れたので満足。塩焼きにしてもらって1匹400円。良い昼飯になりました。


This is 死んだ魚の目


オーナーに、「ここはご家族でやられてるんですか?」と聞いたところ、なぜかキャンプ場を開いて維持するのに、どこに幾らかかってるか教えてくれた。

面白かったけど俺は土地持ってないし、億単位の金も持ってないからきっと無縁だわ。


帰りにちょうど良いバスがなかったので、30分くらいだし歩く。

多摩川を横切る橋がいくつもかかっていて、そこで空・山・川が一望できるの最高に夏だった。


道すがら酒屋を見つけて入ったら、澤乃井の夏限定ボトルがあったのでゲット。最後の1本で蔵にももうないらしい。(店主談)


さすがに炎天下を30分歩くと、冷たい飲み物が欲しくなる。あとアイス!

コーヒーこれ本当に美味かったのだが…退店時急いでいて豆があるかは見れなかった…プチガッデムでした


考えなしに飛び出してしまったけど、結果的に釣りもキャンプもできた。

いつもより夏を感じられた気がします。

今年はあと、8月におねがいティーチャーの聖地、木崎湖に行く予定です!自分自身に乞うご期待!

ほねでざいん honesty-to-desire.inc

あれもしたいこれもほしい、欲求に正直なホモサピエンスのチラシの裏 I live honesty to my desire.

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