右ねじです。
チキステと巡る4泊6日のエストニア旅行も、あとは帰るだけとなりました。
5日目の予定は、11:30発のタリンーモスクワ便に乗り、5時間のトランジット、19:30発のモスクワー成田便で帰る。それだけです。待機込みで17時間ほど移動です。
寝坊せず7時に起き、
ホテルでエストニア最後の食事を食べ、
8時過ぎにチェックアウト。
歩いて停留所へ行き、数分後のトラムで空港駅へ。
搭乗手続き開始の15分前に空港に着けました。
ちょっと焦ったのは、タリン空港にはスターアライアンス用の自動チェックイン機がありませんでした。
なのでアエロフロートの僕らは自動チェックインではなく、カウンターで搭乗券を発行してもらい、受託手荷物も預ける。
チキステは帰国の翌日に仕事があるので、絶対に乗り過ごしたくない僕たちは、もう本当にサッサと出国手続きを完了。
免税店ではほんっとうにいろんなものが売ってましたが、僕はVANATALLINNの40度と、16度のチョコレート味のリキュールを買いました。
本当は昨日、スーパーで買おうとしたんですけど…22時ごろ行ったらお酒コーナーが閉まってたんです。。ビールは別の場所にあり買えたりしましたが、度数高いのはダメなんかな…
免税店で酒とか買うと、ビニールの袋に封印されるんですね。到着するまで開けるなって書いてある。
それだけ買ったらほんとさっとゲート前へ。
もう何も飲み食いせず、ゲート前の椅子に座って待ちます。
これを撮ったのは11:05です。11:30に発つ便の搭乗手続きはとっくに始まっている時間です。
11:30 Moscowの字が赤いよ!
空港職員が来ないので、搭乗が始まらないのです。
僕は近くに居た空港職員に「今どういう状況?いつ搭乗できる?」などを聞いていたけど、他の客はそんなこともせずただ待つだけだったので、 こういう場面はよくあるものなのかもしれない。
11:15くらいになって、空港職員が小さな子供を連れてやってきた。子供はスーツケースを持っていて、職員に手を引かれて早足で来たので、どうやらギリギリにやってきたこの子の搭乗券発行が完了しないので、空港職員が搭乗口に来れなかったみたいです。
というか、カウンターのスタッフがこの搭乗も処理するんだ。タリン空港のアエロフロートのスタッフが少ないんやなー!
搭乗が始まってから出発までは本当にすぐでした。そしてほぼ定刻にタリンを出ました。
この便で出たのは昼食。サンドイッチとリンゴ。
リンゴをかじる経験、日本人だとあんまりないと思うんですけど、、ワイルドな気分になれるので好き。 チキステのリンゴはどこかにぶつけたのか、傷んで変色していました。お前たちは腐ったミカンだ!
リンゴがあるというのに「Fruit Band」なるものがついてきて、様々な果物を混ぜた味の砂糖のペーストを棒状にしたもののようでした。
表現の通り、味としては特に五感を奮わせるということは無く、科学的な成分と実体がただただ成形されていたそうです。 僕は「フルーツ味」というジャンルがそもそも好きではなかったので、食べるのを避けました。
あんなに慌てた出発がまるでなかったかのように、定刻にモスクワに着いたあとは、僕らは次の便まで5時間超の乗り換えです。
行きであんなにトラブリーだった(全部自分のせいだが)モスクワ空港なので、しっかりと準備をしていきました。
電光掲示板でゲートと搭乗開始時刻をチェックし、一度場所を確かめてから、自由時間とする。
電光掲示板でモスクワ便、予定通り、ターミナルDだねと確認していたら、不意に横から「日本人ですか?」とチキステに向かって音が発せられました。
見ると、僕と同じくらいの背丈の、声から恐らく男性だと思うのですが、日本人らしき方でした。 僕は話しかけられてないので無視していました。
チキステが応対しているのを聞いていると、どうやら「タリンから同じ便でモスクワに来て、同じ便で成田に向かう、同じ日本人」であるようでした。
「僕はヘルシンキに2年いて、初めて日本に帰るんですよ」 そのせいで少しテンションが上っているのか、チキステに話しかけてきたようでした。
行きのモスクワ空港でも、フランス軍外人部隊のやつに「一緒に居ていいですか?」とか聞かれたけど、どうしてこの空港では日本人と見ると一緒に行動したい日本人にと声をかけられるのか。
人見知りで初めましての人と会話するのが苦手な僕ら、何かと(自分たちで)トラブルを起こしてしまう空港で、特に「もしかしたらなんかの勧誘員じゃないか?」とほんの一瞬疑った目つき(あれほんと特有のキマリ眼をしている)の彼を見て、以心伝心で「余計な何かは全力で避けよう」と、うまく撒いたのでした。
急に知らん人が話しかけてくるの、マジで怖いやで。
後で考えたら、日本人がひとりで居ると命が危ない、という場面が海外ではよくあるのかもしれない。
そういうときは日本人で固まる必要があるのかもね。
シェレメチェボ空港ではもう飽きるほどコーヒーを飲んでるけど、テイクアウトじゃなくラテを頼んでみました。
チェーン店でちょろっと頼んだ感覚なのにちゃんとしたラテアートされたよ!!びっくりして目醒めたわ。
コーヒーマニアでひたすらブログを書いてる間、チキステは宇宙食の自販機(1日目参照)で自分用のお土産を購入してた。
1時間位経った頃に、iPhoneに入れていたアエロフロートのアプリからピコンと通知が。
「搭乗予定のチケットに変更がありました」
え?と思って空港のHP見たら搭乗ゲート変わってやんの。
これが噂のサイレントゲート変更というやつか!
でもまぁ、僕らが搭乗予定だったゲートは前の便の出発がぼくらの便の50分前だったもんな…やりくりに困ってるのかな~
と思ってたけど新しいゲートは40分前出発やんけ、どうなっとんねん
キリの良いところまで書いたら、また一旦そのゲートへ下見に。
そしたらゲートから駐機場にバスで移動するような、地上の小さなスペースで搭乗を待つ感じ。しかも乗るのはB777なので大混雑間違いなし。早めに座っておくかー。
簡易な待合所なのでテーブル席とかない。機内食出るのにバーガーキング利用したくない。じゃあブログ書くのも諦めて、(どうせ帰国後に共有するんだから)撮った写真をクラウドに上げておくかー。
そんなわけでこの画面でしばらくアップロード完了を待っていると、日本人のおばちゃん二人から声がかかった。
「すいません、バーガーキングでアイス注文したいんだけど、うまく行かなくて…ついてきてくれない??」
はいきました通訳ミッション!こういうやつならいいんだよ!困ってる人だったら声かけてきて大丈夫です!
いいですよーとついていったらタッチパネル式の自動のやつでした。そのロシア語が読めないから助けてほしかったらしい。ロシア語は流石にムリダヨ
なのでおばちゃんがわかるところまで操作してもらったあとで、恐らくおばちゃんは気づかなかったんだろう画面上部の「ENG」ボタンを押して英語にしてあげました。
あとたまたま買いたかったアイスが、チョコ味なんだけど注文のUIが
「サイドメニュー」タブを開く→「アイス」を選択→「トッピングは何にしますか?」(選択肢:茶色いなにか・紫のなにか・チョコっぽいなにか)←ここは英語じゃない
だったので、最後の最後でチョコがどれかわからなかった模様。
結局僕がしたのは、英語にしたことと、「多分これが一番チョコっぽいです」って背中を押してあげただけ。笑
ウルトラスペシャル どーでもいいこと。
このページを背中越しにみていて日本人だってバレたんだとしたら、このアホみたいな文をよまれたということなのでかなり恥ずかしい(通路に背を向けて座っていた)
全くなにもトラブル無くつつがなく搭乗を済ませ(それが普通)、快適な空の旅へ。
離陸のときに動画を撮っていて、めちゃくちゃ揺れたけどせっかく撮ったのでYoutubeに上げました。
結構ファイルサイズがでかいので、PCに動画切りとっておこ~と移動して、microSDカードをカメラに戻そうとしたら、 奥まで入らなかったらしく力を抜いたらピンと飛んだ。
んでどっかいって見つからなくなった。
…。
ぐあああああトラブル無しには帰国できなかったあああああ!!! 結局ねぇ、、、全部自分で全部油断なんですよ笑 「これでもう一安心だ」って時に限って手元が狂うんですよ!!! 行きに搭乗でトラブったからと言って搭乗以外気を抜いていいわけじゃないんだよ!!!もう!!! 本当に油断ビッグエネミー。もう僕はマジで僕のことだけは信用するな。
本当に、バックアップしておいてよかった。
今度の夕食は、チキンorフィッシュのフィッシュを選択してみました。俺がFISHBOYだ。
うんだから炭水化物多いって。
パンは1個でええしケーキは実質パンと同じや!
フィッシュは美味しかったけどこの黒っぽいパンが酸っぱくて美味しくなかったです。
あと隠れてるけどまたFRUIT BAND入ってた。いらんて。
飲み物コーヒー頼んで、ケーキと一緒に楽しみました。これで僕もアエロフロートマスターや!
え、そっからどうしたんだっけ?
なんだか忘れたけどなんか映画みてすこし寝たら朝食の時間になってた
おいメインディッシュもちょいお菓子枠すらも炭水化物になったぞ
しかもこのメイン、クレープなのですが僕の苦手な甘いフルーツの味。なんとか食べきりました。
おいしくないパンは食べるのやめた。
そんで幸運って書いてあったのは何かと思ったらフォーチュンクッキーですね。日本ではAKB48と横浜中華街のおかげで有名になりました。
You are demonstrative with those you love.
愛するものの前では感情があらわになる。
そうかな…
朝ごはんを食べてからは目が覚めてしまったので、外の景色を見たり、飛行経路を観たりしてました。 これがねぇ、結構おもしろくて見てられる笑
あっ聞いたことある地名だなと思って周りを見てみたりして。
わーついに中国だ、遂にオホーツク海だ、北海道だ、本州入った、とセルフで実況していって ついに日本の東京、成田空港についた時、「あ、やっと不自由なく過ごせる」ってすごく安心した。
ここ数日間、エストニアやロシアという国でシステム的に進んでいる部分を体験して、 すごいと思う半面、やっぱり日本とは考え方や文化、もっとコアに言うと「どこまでが気にすべきで、どこからが無視すべきか」という基準の新しいものをずっと見ていたから、慣れない間ずっとストレスにはなっていたんだよね。
シンプルでわかりやすいプロダクトを作る、デザインする、が作る側の責任で、それについて来れない人は使わないでOK。
当たり前っちゃ当たり前なんだけど、日本ではそうもいかず本当に仔細説明が書かれてるし、そのおかげでリテラシーが低くても使うところまではいけるようにしてるもんね。
あとこんなに毎日ずっと英語喋る機会がもう12年ぶりとかなので、それはそれは疲れた。
途中から面倒くさくなって、得るだけじゃなく行くもgetを使うようになったりしてgetの便利さにハマってた。
ちょっと前にヤナマリさんのブログで見た気がするし他にも便利な単語あった気がするけど忘れた。 入国審査のときとか笑われたりしてたけど、KGB博物館の説明とかは聞き取れてたしまあいっか。。。
東京帰ったらそのままAttachementの店番をして、 ああここにあるものは本当にエストニアにあったなぁ もっともっと紹介したい商品がたくさんあるなぁ と思ったので、これからもエストニア雑貨店頑張っていきたいと思います。
今度は乗り換えがないフィンエアーで、ヘルシンキ泊かな…
おつかれした!
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