僕は会社のIT部門でPMをやっていて、Angularを用いたクロスプラットフォームのアプリの案件は僕以外はあまり深くは知らない状況です。
リフレッシュ休暇でエストニアに行くにあたり、10日間全く何もできまっしぇーん状態になれるほどハート強くないので、手持ちの安いWindows機にビルド環境を構築して持っていくことにしました。JSさえビルドできれば、Monacaにソースアップして、デバッグビルド作成できるようになるからね。
Windows機でAngularアプリのビルド環境を構築する(Node.js,npm,angularcliのインストール)、せっかく覚えたのでメモがてら残します。
目次
0.アプリビルド環境のバージョン
1.Node.jsのインストール
2.angularcliをnpmでインストールする
3.Githubのリポジトリをローカルにクローンする
4.必要なモジュールをnpm installする
5.npm run build
0.アプリビルド環境のバージョン
Node.js v6.9.4
npm v3.10.10
angularcli v1.4.1
1.Node.jsのインストール
Node.jsの必要なバージョンのダウンロードファイルを、下記URLから取得してインストールする
https://nodejs.org/ja/download/releases/
Windowsキー → 「powershell」 と入力してEnterしPowerShellを起動し、Node.jsのバージョン確認
node -v
npmも一緒にインストールされているので、バージョン確認
npm -v
両方とも、指定のバージョンがインストールできていれば完了
2.angularcliをnpmでインストールする
npmというのは、Node.jsで使うパッケージ(便利なツールと思えばいい)の管理アプリケーション。
npm install -g @angular/cli@1.4.1
インストール後、以下コマンドでバージョン確認をする
ng --version
3.Githubのリポジトリをローカルにクローンする
TortoiseGitを使ってもいいし、PowerShellでcd Desktopとかして、そこでgit cloneしても良い
PowerShellでやる場合はnpmでgitをインストールする
npm install -g git
クローンしたいリポジトリを開き、Clone or Downloadのボタンから出てくるURLをコピーする
PowerShellでgit cloneする
git clone URL
ログインID(メールアドレス)とパスワードを聞かれるので入力してEnter押して進む
cloneができたら、作ったフォルダへ移動する
4.必要なモジュールをnpm installする
Macのnode_modulesコピっても、Windowsでは動かない(ビルド時にエラーとなる)。
なのでMacのnode_modulesに入っているパッケージを、ひとつひとつnpm install@バージョン指定 の形式でインストールしていく。
Mac上でアプリのGitリポジトリのフォルダを開き、以下のコマンドを入力してEnter
npm list --depth=0
これでnode_modulesの中身のバージョンが一覧で表示される。
それを一つ一つ、インストールしていく
npm install -g 「一覧に出てきたものをコピペ」
例:npm install -g @angular/animations@4.4.6
注意:npm install だけ(パッケージ・バージョン番号を指定しない)をやるとMac、開発会社の使っているのとは違うバージョンがインストールされてしまうため実施しないこと。
インストールが終わったら、Macにインストールされているものと一致しているか確認する
npm list --depth=0
5.npm run build
アプリのビルドのコマンドを実行する。
npm run build
または
ng build --prod
以上です。これでどこ行っても仕事できるね!
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