エストニアのタリンで手に入れたもう一台のСмена、そして3代目のソ連LOMOカメラ。
別に社会主義に傾倒しているわけでもソ連が好きってわけでもないんだけど、とにかく安いから…3台あわせて7,000円くらいですよ!?!?
共産圏で作られたのもあるけどとにかくこのカメラたちは大量生産されてるし、日本と違って湿度が低い国だから時間がたってもレンズにカビや曇りがなくて使えちゃう。
他の選択肢があったらそっち集めますよ。
Смена-8Mは1970-1994年の間に製造されたカメラで、ロシア語Wikiを見ると学校向けだったみたいですね。だからかぁ~!持ってみるとСмена-2よりさらに軽いです。
日本でもスメハチという愛称で有名なカメラです。
またPOPを書いてAttachementに置いてあります。遊び飽きたら売ってもいいかな。
本体のロゴを見ると、BelomoではなくLOMO製みたいですね。前のСмена-2とЧАЙКА-2がBelomo(ベラルーシのミンスク工場製)、これはレニングラードのLOMO製。
1984年製というのは、製造番号の先頭2桁が84で始まっているから。
重要な機構はほぼこの写真に写っています。
まず(僕の)指付近にある丸いダイヤルをまわしてフィルムを巻き、レンズの付け根にある銀の小さなレバーを下して撮影準備完了。中央すこし右の黒い■がシャッターです。
シャッターを切るとフィルム巻きのロックが外れ(進化ポイント)、また銀のダイヤルを回してセットしていきます。
レンズの1.2と1.5の間に書いてあるのは、親子でしょうか。ЧАЙКАの時に触れた、マニュアルフォーカスの目安です。
そしてみてください、レンズ部分の天候のマークは、なんとシャッタースピードです笑
なるべく失敗させないための工夫というか、学校向けというところで可能な限り操作をわかりやすくしている感があります。
本来はマニュアルと一緒に買うんでしょう。そこにはちゃんと設定例とかが書いてありますのでご安心を。
でもちょっと言っていいですか?笑
1967-1974の間に作ってたЧАЙКАではレバーでフィルム巻けたじゃん!
なんでその機能削ったの!笑
あともう一つ、
1967-1974の間に作ってたЧАЙКАではフィルム受け軸あったじゃん!
なんでこれはパトローネにフィルム固定せなあかんの!笑
フィルム巻き戻しはできるようですが…
せっかく付けた便利機能を削るなよ…15ユーロと安かったけどさ…!
でもほんと、超美品。
このカメラは取り外しができないレンズがついています。これの描写力がトイカメラのくせになかなか侮れないと評判になり、LOMOを一躍有名にしたんだそうです。
全てのブームメントが収束してから追いかけているのは、だんだん寂しくなってきました。
僕が当時の人間だったら…カメラに詳しいだけでモテたかもしれないのに…笑
ちなみにこの写真の下にあるASAより左の数字がフィルム感度で、それを合わせると絞りが決まる、っていう仕組みのようです。僕は感度は変わらないので、絞りとSSで調整しますけどね。
タリンで購入してすぐ、フィルムをセットしてある程度試し撮りしてみましたが、普通に使いやすくてСмена-2ほど理不尽さがなく、面白くないです笑
手軽さ、安さ、ガイドのわかりやすさから、便利屋っぽく見えますが映りもかなりしっかりしています。Смена-2に比べればそりゃもう格段に使いやすくなっているからね。あれだったらこうはならなかったと思う。
これで、タリンで買ってきたソ連カメラの紹介は以上です。
オーナーの意志も関係なく、僕の趣味で集めて、Attachementに展示しています。
全部フィルム入れてありますし、撮影方法も僕が居ればご指導しますよ。
そしてもしご希望であれば、撮った写真を現像したらInstagramのDMとかで送ります。
もしご興味あれば、エストニア雑貨を中心としたショップ、北欧雑貨Attachementへどうぞお越しください。
Смена(Smena)-8M | レトロなルックスで油断させて160km/h投げ込む https://t.co/HGfXo6IhnD #lomo #lomography #filmcamera
— 右ねじ (@Rightscrew) July 25, 2019
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