Dr.Mi-Ke ひるおぺ! 2020.1.26@吉祥寺シャッフル #ドクミケ


風邪をひいたけど治りました。右ねじです。

ドクミケの話です。年末の超ひるおペ!のあとすぐ、次のワンマンオペが発表されました。

今回のオペは、eチケット購入特典として友達一人無料招待がついていました。


 向こうはどうだかわかりませんが、僕はりーぬ氏のことを友達だと思っているので、連れて行ってくださいとお願いしたら既に友達枠埋まってました。 
 けどその場で誰かいませんか〜と呼びかけてくれて、呼びかけてくれたことによって 



イエス!毎度恥ずかしくて死にそうだぜ!(今回は自分はここには居ないが)公式の感度がビンビンすぎる。 12/26に行ってたから完全な新患者ではないのが申し訳ない。

おかげさまで、無事ライブ参加することができました。 


次から普通に何も言わずにチケット買います。 


 ✭今回のトピック✭ 

  • 男から見てもかーきー先生の前髪は美しい。
  • 「心拍数」を初めて聴いた 。
  • 歌死オペ屋のギターソロのときにふぃっく先生が笑いながら「疲れた〜」みたいな顔をしてて和んだ。
  • あと今「わらいながら」を変換しようとしたら「咲いながら」って出てきたから、ふぃっく先生は花の化身の可能性がある。
  • 問診を受けカルテを書いてもらった。 
  • 囲みチェキを撮ってしまった。

セトリ↓


ひるおぺ!は前半ブチアゲパート、後半真面目なメッセージを伝えるパートの二部構成にしているそうで、このブログではハイテンションな前半を「高血圧パート」、ガツンと重いテーマで考えさせられたり沁みたりする後半を「打撲傷パート」と呼ぶことにします。非公式です。 

そんなトータルで60分。短いと思うか長いと思うかはパフォーマンスvs時間の勝負。 

だから最初から飛ばしまくり。6曲連続やってようやく来たMCでは、本人たちも息切れしそうになっていた。 当然僕もめっちゃうごめいて、腕を振り上げ声あげて、なかなかやるじゃねぇか…といった前半。


後半の打撲傷パート、その口火を切ったのは僕が今日初めて聴いた「心拍数」、じゃなくてその導入のMCだった。


「心拍数というのは心臓の鼓動であり音楽で、人の鼓動が重なる時と、音と音が重なるときには1+1が2ではなくなりその数倍になる。」


そこから始まる、心拍数→臨終テープ→ドーパミンカンファレンス→歌死オペ屋という 本人曰く「真面目なメッセージ」。

前回は、臨終テープ→歌死オペ屋のつながりを感じて書きました。

そこでは、「臨終テープで死に直面したことにより、終わりあるものへ感情移入することになったヤブ医者」というテーマの存在を感じていました。それはドクミケが僕達に「こういう後悔するかもよ、しないように生きたほうが良いよ」って人生の先輩として教えてくれてる、として受け取っていました。


今日聴いた心拍数とその振りMCから、ドクミケの音楽全体への見方が変わりました。


後半の真面目なパート、
「これ、一編の小説じゃん。」 

心拍も音で、その音の重なり=人と人の重なりだ、と表現した時点でもう勝ってる。僕たち一人一人が影響し合って人生ってできていて、音楽を作る彼らと聴く僕ら、地球のさらに人間だけでも70億人が70億人と関わってその分の幅が生まれて今がある、いる。真理オブ真理な感じもするんですが、言われて初めて「確かに。」と思いました。


この曲聴いてからの後半パートって「だからかぁ」の連続だったんですよね。

前回聴いた部分ってある意味局所的だったから、僕にとってもシンプルな発想で推察ができたんだけど、

「心拍数」を聞くと、もっと高い次元があるんですよ。どう考えても心拍数があってこその、臨終テープ→歌死オペ屋になってる。


だってそうでしょう、

人と人が出会って影響し合うのが連続して人生、人の死に方について考え始めたキッカケは親の老いの影響、派手に成し遂げて終わりを迎えたいという答えが出たのは命限りある者の影響。

その前提で聴くと、ドーパミンカンファレンスは内省的な曲のように見えて「ドクミケに出会ったことで、好きな物のために生き他のことは無視する人生もアリ」と気づくファンが主人公のメタ構造と(脳内補完で)なる。


これって仮に順番がこうだったら?


親の老いから死に方について考え始める男(臨終テープ)が、

入院患者と接して「やりたいことやって散りたい」(歌死オペ屋)と考え、

「楽しんだもん勝ち、あとはシカトしていい」と歌い(ドーパミンカンファレンス)、

そのライブのMCで心拍数の話をして、これまでの話すべてで人と人が影響しあってることが紐解かれて、エンドロールとともに流れるのが(心拍数)


オムニバスに見える複数の話が最後の最後、一点に収束していく話。僕はこの系統なら、重松清の「その日のまえに」が好きです。

僕には今日のライブはこのように繋がって聞こえていて、なんならそれに沿ったストーリーの画まで脳裏に浮かんでいたのですが、本人にはそこを伝えることができませんでした。




え?本人につたえ…る…?



無免許医に問診をしてもらった

そう、僕は今日、ドクミケ本人との接触a.k.a問診を受ける、をやったのだ。

一緒に居たえすこさんにそれはもう熱心な熱心なプレゼンを受け、
もはやエスコバー(MLB→今年からヤクルト)ばりの鉄壁の守備で逃げられなくなったので、
「接触では喋れないって言おう、チェキは自分以外で撮らせてもらおう」と心に決め、それなら問診を受けても良いと自分に言い聞かせて、問診の列に並んだのだ。


だって〜〜〜〜接触ってほんとなにしたらいいの?苦手なのよ〜〜

姿かたちを伴って存在してくれて、僕に刺さる曲を生み出してくれて、ライブでそれを歌唱・舞踊しれくれている時点で、もう本当にお腹いっぱいで感謝カンゲキ雨嵐なんですよ。

その人達に僕が会って、言えることといったら「ヨカタデス」くらいのものなんですよ。接触を前にしたときの自分は、コンビニの外人店員より日本語下手になってるから。


だから会話は最小限にしようと思って並んでたんだけど、受付をしてくれているぽせいどん院長と軽く会話してるうちにちょっと警戒心が薄れてしまって、

自分の順番が来て「じゃあこちらへ」って言われたときに はい!って言っちゃったことによって、「自分以外のチェキにしてください」を言う機会を永遠に逸しました。


もうテンパってますから、促されるまま中腰になってみたらすぐ右にかーきー先生が存在してまして(当たり前)、


「いいですか?指をこう曲げて」
「はい」
「親指をこう曲げて」
「はい」
「んでニャー!です。いいですか?」
「はい」




「「「「「「ニャー!!!!!」」」」」」


現実でニャーなんて言うことあるのかあるんだね。

時は西暦2020年。 こうしてまた1枚、ドクミケと男性ファンのチェキがこの世に誕生してしまったのだった。 


さっきっから問診問診言ってる割にその実態はチェキかよ?と早まるなかれ。 これ言わばレントゲン撮影で、問診はここからだから。 

今度はテーブルに移動して、カルテ書かれながら色々質問されながらドクミケと話すやつが始まるから。 

レントゲン撮影でもう計算が狂っていた僕は、「お名前は?」て聞かれた時に素直に 右ねじです、と答えてしまう。名前言えるけど今は言いたくないって言えば病みアガリ理論で通ったのにと今は悔やみます…。

するとふぃっく先生は即「あぁブログの!」と名称解決するし、かーきー先生はさらに「いや確か…アクリルラヴィーンだった…」とその時のアカウント名まで当てられる。(頭良い人の名前の付け方って言われて嬉しかった)(いろいろあって名前を変えていたけど右ねじに戻した)(というくだりも説明した)よく見られてんな!


そんで今日の良かったところは?と聞かれて、迷わず上記の「心拍数からの後半」がめちゃめちゃ刺さりましたと答えたところから前回の推察ブログの話になり、「俺らが逆にオペ・解剖されてるんじゃないかと思った」とふぃっく先生に言われ、かーきー先生には「まだ見てない内臓も全部診てください」と追加逆オペを求められる。

いやいやアハハ~なんて言って帰ってきましたけど、無免許音楽医の素人無免許オペはさすがに国が黙っちゃいないって。絶対内緒でやろうな!

刺さり続ける限り必然的に勝手に内面深堀りして、同じ境地にたどり着いて一緒に凹み、受容し意味づけして糧に昇華しますから。。オペって言うよりカウンセリングだが…これからもドクミケの開きを作り続けたい。

この会話の間にカルテにはドクミケ二人から僕宛のコメントとサインが書かれている。

おい、3000円しか払った覚え無いぞ。


とにもかくにも問診はこれで完了し、カルテにはさまれたレントゲンもしっかり現像されたのだが、それを開いた時の羞恥心は、友達と一緒にディズニーランド行ってトイレ我慢できずに漏らしちゃったときとちょうど同じくらいだった。それくらい恥ずかしい。

なぜならば、自分の顔が写っちゃってるから。ステージに立つ人と同じ種族と思えん。

ドクミケやバンドメンバーはちゃんと綺麗に写ってるし、チェキでフラッシュ焚いてるのに二次元なんですよ写りが。凹凸が際立ち過ぎず二次元で綺麗に写るようになってる。自分はヘタクソな3Dモデルになってる。

化粧バッチリの人たちの中にすっぴんの自分が居るの真面目にギルティすぎる。成歩堂龍一でも擁護できないレベル。


今後はちゃんと自分以外のチェキにしてもらおう…3Dモデルはそう固く誓うのだった…ちゃんとネタを仕込んでポーズ決めてもらって主導権を握ろう…。



カルテ・レントゲンと一緒に、QRコードのシールがもらえ、カルテに貼れるのですが、これはその日の音源が後程UPされるURLとの事です。サービス満点か。インドカレー屋か。絶対に忘れないで。ナンの大きさを。



以上がドクミケライブ感想接触レポでした。

入場権利をくれた皆さま、会場で一緒に遊んでいただいた皆様、ありがとうございました。

何かしらの形で返していければと思います。


最後に、今回のライブに限らず、接触のエンタメに限らず、日々感謝しています。


僕の抱えているモヤモヤを、代わりに悩んで苦しんで、音楽を産み出してくれてありがとうございます。そしてそれを求めてしまって本当に申し訳ない。でも仕方ないんです。あなた方のようなアーティストが居ないと「これって辛いって状態なんだ」を気づけない人もきっといる。

先に悩んでくれていつもありがとう。これはドクミケだけじゃなく、「世に産み出す人」全員に向けた感謝です。


こちらこそだよ。


それではまた。

ほねでざいん honesty-to-desire.inc

あれもしたいこれもほしい、欲求に正直なホモサピエンスのチラシの裏 I live honesty to my desire.

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