令和のバレンタインは、二層チョコの食感を楽しめる「ムスカディーヌ」を作ってみよう


右ねじです。

昨日オタ友と飲んでいたらバレンタインの話になりまして、「ごめん何も用意してないや~」と言った所、「じゃあ私の食べたいチョコを作ってよ」と言われました。小6女子か。去年やった、ショコラティエのやつを交換~みたいなOLみたいなやつとの温度差よ。

そんでまぁバレンタインも近い(あと5日)ので「準備とかあるのでレシピ早めにください」と言ったら速攻で雑誌のレシピ写真が送られてきた。ずっと携帯に入れてるくらい食べたかったのかよ。


それが「ムスカディーヌ」のレシピでした。ガナッシュをパリパリのチョコでコーティングしたものだそうです。

クックパッドとかに作例あるかな~と思って調べたけど、インターネット上にレシピが見当たらなかったので、作ったレシピを共有します。これからバレンタインの準備をしようと思っているあなた、建国記念の日に2時間くらいで作れますのでぜひやってみてください!


材料

〇ガナッシュ部分

  • クリーム 50g
  • クーベルチュールチョコレート 90g
  • カカオマス 10g
  • ラム酒 大さじ0.5

〇コーティング用

  • クーベルチュールチョコレート 300g
    (塗るものだし味を混ぜたりしないので量は200~300gくらいアバウトでOK)
  • ココアパウダー 適量
  • 粉砂糖 適量


必要な調理器具

  • 片手鍋
  • ヘラ
  • ボウル(大と中)
  • ふるい(ココアと粉砂糖の2種にするなら2つ)
  • クッキングシート
  • まな板
  • 包丁
  • 絞り袋・口金
  • 温度計


事前準備

①クーベルチュールチョコレートは細かく刻む必要があるけど、コーティング用のほうは「溶けやすい」やつを選べば時間はかかるけどちゃんとテンパリングできる

②ココアパウダー・粉砂糖はバットに広げておいて、コーティングした後そこに置くことで全面的につけることができる。やりたければそれでやってもいいと思う。僕は作ってみた結果甘くなりすぎると思うので、上から振りかけるだけでいいと思う。

③キッチンの近くに2~3か所、クッキングシートを広げておくと、コーティングしたチョコを置けて良い。


まずガナッシュを作る

①クーベルチュールチョコレートを刻む

まとめたチョコを、大きめの包丁を使って刻んでいく。包丁の背に体重をかけると一気に刻めます。

【お菓子作りあるある】途中から雑になる

カカオマスと合わせてボウルに入れておく、のだけどカカオマスがなかったのでココアパウダーを入れました。


②生クリームを鍋に入れ、中火にかける。

③沸騰してきたら火を止めて、刻んだクーベルチュールチョコレートとカカオマスを入れて、へらで混ぜる。

戦闘が始まっちゃった

鍋を触ってちょっとあったかいかな?ってぐらいになるまで、よく混ぜます。このちょいぬるの状態にすることを「粗熱をとる」と言うらしいです。ぬるくするでいいだろ。


④ラム酒を入れて混ぜる

去年使ったラム酒が残ってました。強い酒だから大丈夫っしょ。


⑤十分に冷えると粘りが出てくるので、絞り袋に口金をセットし、クッキングシートに棒状に絞り出す

十分に冷えないと↑の一番下のように、ひらた~く出てしまいます。絞り出した順で言うと上から3241です。徐々にうまくできるようになっていった。


余談ですが、片手鍋から絞り袋にチョコを移すとき、誰かと協力してやったほうがいいです。ひとりでやると絞り袋からチョコがはみ出していったとき、絞り袋の形を固定できていないから、徐々にチョコが狙いを外していくのに成すすべがなくなる。

格闘した後のまな板

格闘の爪痕


こうしてできたガナッシュが冷えて固まるまでの間に、コーティング用のチョコを用意する。テンパリングです。レッツテンパーリィング。


コーティング用チョコのテンパリング

⑥50℃のお湯をボウル(大)に入れ、それでチョコを入れたボウル(中)を湯せんする

私の家はお風呂の給湯器と台所のお湯の温度が連動していて、そこで60℃のお湯を作ることができるので、それでチョコを湯せんしていきます。温度計は天ぷら用ですが、100℃までの間が20℃ごとに線が入っているので、今これはたぶん30℃くらい。それを見ながら、40~45℃を保ちつつ、ヘラでかき混ぜていくと徐々にチョコが溶けていきます。

まぜながら、お湯の温度が下がってきたらお湯を変える。

完全に溶けた


⑦水で冷やす

今度は水をボウル(大)に入れて、チョコが25℃になるまで冷やします。

⑧25℃まで冷えたら、また50℃のお湯で湯せんし、29℃まで上げる

これで準備が整いました。


ガナッシュにコーティングする

コーティングは2度やります。


⑨手のひらにコーティング用チョコを乗せ、そのうえでガナッシュを転がして一度コーティングする

これにガナッシュを置いてコロコロ、まんべんなくついたら一旦クッキングシートに置いて固まるのを待ちます。


⑩固まったら、ボウルの中に入れてフォークで転がし、全体にコーティングしてまたクッキングシートに置く

⑪今度は固まる前にココアパウダーか粉砂糖をふるってかける

しっかり固まったら完成!


ちょっと枯山水っぽい。


全体にまぶさなくてもこれで十分甘いです。

まさかちゃんとそれっぽく作れると思っていなかったので、包むための箱とかの準備ができていませんでした。

一旦冷蔵庫にしまっておき、明日ラッピング用品を買いに行こうと思います。


思ったより難しい工程はないですね。きれいに塗らないといけないとか、決まった形じゃないといけないとかは、正直2回コーティングしているので自然と丸くなります。

食べてみるとパリッという食感と、しっとりとラム酒の香りがきいたチョコを楽しめます。こうしてまた一つ美味しいものを知ってしまったな…。


みなさんもぜひ作ってみてください。

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ほねでざいん honesty-to-desire.inc

あれもしたいこれもほしい、欲求に正直なホモサピエンスのチラシの裏 I live honesty to my desire.

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