続きまして僕です。
ここからめちゃくちゃ長くなりましたので分けました。右ねじです。
きっと皆さんには「何がしたいのこいつ」という感情しか想起させないだろうけど、僕はむしろここからが楽しかったというパートです。
お品書きです。
・君は一体何になりたいの編
1.ていうかこの高性能コンデジをWebカメラにできないの?
2.Web飲みってずっと顔見せてないといけなくて辛くない?
3.前に買ったボイスチェンジャーをもっと活かしたい
まとめ:できるようになったこと
君は一体何になりたいの編
1.ていうかこの高性能コンデジをWebカメラにできないの?
僕はずっと気になっていた。何台もカメラ持ってるのになぜWebカメラを買ってるんだろう、と。
最初に思ったのは、これをやった時だ。持ってるカメラの映像をYoutube配信出来たら手軽に高画質化できるのに…と思った。
だからその時に自分が持ってるカメラで、映像出力ができそうな機種がないかを調べました。
あった。
SONYのDSC-RX10M2という機種で、レンズ交換式ではないけど大型センサーを搭載した「高級コンパクト」シリーズの機種だったために、HDMI出力機能があった。
発売からもうすぐ5年が経とうとしているけど、まだ販売している。
カメラにHDMI出力機能があるのなら話は簡単で、世の中にはHDMIキャプチャーボードという商品群がある。PS4・XBOX・Nintendo Switchといったゲーム機のHDMI出力映像を録画するため、PCと接続することができる機械です。
今や動画配信サービスはゲーム実況であふれてますよね。みんなこういうの使ってるのよ。
そして、そういうHDMIキャプチャーボードにはUSB接続の機種もあるし、映像をそのままYoutubeに配信する機能もあります。
だからHDMIキャプチャーボードを買えば、高性能カメラで撮影した映像でZoomミーティングができます。
わかってるんだそれは。けど高いんだよ。
ちょっと接続できるか試すのに2万円は高い。
奇跡的にも冷静になった僕は、深夜のネットサーフィンをやめ、眠りにつくことができたのでした…。
~数日後~
ネットサーフィンをしていたら、愛読しているImpress編集部に、Zoomミーティングにミラーレス一眼の映像を出力している人がいた。
これを読んで、「やっぱやってみたい!」という気持ちが再燃してしまい、買ってしまった。
奇しくも記事の方と同じSONYで、HDMIスルー機能付きだったので狙い通り。会社のWebミーティングでも、色合いと解像度にこだわった映像をお届けしている。
買ってみたはいいが、このHDMIキャプチャーボードというのは、PCへの負荷が結構かかる。
AMD Ryzenシリーズか、Intel Core-i5シリーズ以上が推奨環境なうえ、GPU搭載しといたほうがいいかもね的なレベルだ。
AMD A9のInspiron 11 3180では到底稼働させられない。
実家から持ってきたASUSのX550LAはCore-i5-4200Uだけど、5400回転の中古HDDだし、メモリ4GBと貧弱スペックだ。
こうなったら仕方ない。買い増ししましょう。
X550LAは裏面のネジを2本外すだけで、メモリとHDDにアクセスできてめちゃくちゃ換装しやすかった。
本来4GB1枚でいいのに、よく考えず8GB1枚を注文してしまい、Amazonさんに「間違えて注文してしまったので返品します」と言った。ごめんなさい。
もともとはメモリだけ換えようと思っていたのだけど、この返品があったので「今すぐほしいから秋葉原行こう」となったため、ついでにSSDを買ってきた。
メモリが1890円、SSDが3980円で、Amazonで買うより安く手に入ったのでリスクを冒した甲斐があったと思う。
HDD(500GB)をSSD(240GB)にクローンできるのか?と思いはしたけど、「まぁいけるだろう」と思った。
結果、4時間ほど格闘してみたが、結局ダメだった。
僕は自作をやるのでWindows7のOSディスクを持っていたけど、このHDDにはWindows10が入っていた。
買ったときWindows8が入っていて、Windows8.1への無料アップグレードを経て、Windows10無料アップグレードをした機種だ。
仮にSSDにWindows7を入れたとして、Windows10までアップグレードできるのかな…と心配になったけど、簡単にできた。
ドライバなどが何も入ってない状態だったので、別のPCからWindows7用のドライバをUSBに入れ、そこから復活させてから、Windows10にできた。
HDDからSSDに換えると毎回感動するんだけど、今まで寝ぼけてたのか?ってくらい動作が早くなる。
最高だ。
こうして2013年発売のPCにメモリ・SSDを搭載して、かなり余裕ができた。
高性能カメラを接続しても全然快適だ。
ほらもう、いきなり文章量が増えてるよ。
2.Web飲みってずっと顔見せてないといけなくて辛くない?
今、リモート飲み会というのが流行っているらしい。ZoomやLINEでビデオ通話しながら、リモートで友人と酒を飲むというディストピア飲みニケーションだ。
この時、人数が多ければ多いほど、しゃべってる人と聞いてる大勢という構図になる。本来のオフライン飲み会であれば、僕はこういう時スイッチをオフにして酒を飲んだり料理を食べたりしている。「僕一人くらい話聞いてなくてもいいだろう」というふざけた考えがそこにはある。
しかしリモート飲み会では、参加者全員が参加者全員の表情を見ている。「この話題は参加しなくてもいいかな」と思っても、席を外したりそっぽを向いていると気づかれてしまいます。
SteamでFaceRigというアプリを買いました。Webカメラの映像に合わせて、バーチャルキャラクターが瞬きしたり、顔の動きを合わせてくれるうえ、ZoomやLINEにそれを映すことができます。
VTuberという近年話題を呼んでいる人々もよく使っている、Live2dというプラグインも一緒に購入することで、VTuberのような外見でリモート飲み会に参加できるようになります。
試しにシズクというキャラクターで動かしてみました。すごい、瞬きとかもちゃんと連動するー!
反応速度も全然ラグないです。めちゃ実用的だな…。さすがLive2d。
ただしかし!僕は目が小さいので、キャラクターが常に眠そうになってしまいます。
また左右の目の大きさが違うのでアンバランスになってしまう部分も…。
それが気になるようだったら、「自動まばたきを有効にしてください」をONにしてしまえば、完全に勝手にまばたきしてくれるようになりました。
このFaceRig、自分で作ったLive2Dアバターを追加して使うこともできるみたいです。
こういう自分を模したアバターを作ってみました。
いろいろ調べてみましたが、それぞれパーツ事分割してPSDファイルを作成するのが大事みたいです。
いい感じに動くようになりました。
口だけ連動させれば、しゃべってるようにはなりますね。
これで今後のリモート飲み会、最初からこのアバターで参加していれば
表情を悟られずにすみます。
仕事で使うのは推奨しません。
3.前に買ったボイスチェンジャーをもっと活かしたい
これの時に買ったVT-4、持て余してます。
これです。PCにUSBで接続して、マイク入力のインターフェースとして使えるのですが、
持ってるイヤホン/ヘッドセットがすべて4ピンで、マイク入力とイヤホン出力が一つの端子で動いちゃうんですね。そうするとVT-4と組み合わせて使うのがかなり難しいです。話す用のヘッドセットと聴く用のイヤホンを同時に使わないといけないんで。
なのでマイクを買いました。
これ、安さにつられて買ったのですが…オーディオアンプを通さないと音量が小さいみたいで、なんでだろうと調べてみたところ、ダイナミックマイクという種類の商品は、マイクアンプを使わないと音量が小さくてダメみたいですね…。
トホホです。
じゃあマイクアンプを買うか?と物色してみると4千円以上が相場みたいです。
いや~リカバリーに4千円、しかもアンプ買うと機材が増える…。
買いたくないな。
私、そこでいろいろ試しました。
DSC-RX10M2にはマイク入力端子もあるので、そこに挿してHDMIキャプチャから音声をとれないかとか、
HDMIキャプチャにマイク入力端子があるのでそこに挿してもダメかとか。
どうしても無理、買うしかないか…
そんなときでした。ふとひらめいたのです。
カメラに装着する、ガンマイクを持っていただろう、あれをマイクとして使えばいいんじゃないか?
これですね!確かに!マイク持ってたじゃん!
家の中には無いのですが、手伝ってる恵比寿の北欧エストニア雑貨店(現在休業中)、Attachementにあるはずです。物置扱いしててごめそ。
さっそく電車に乗り、取ってきました。
帰ってくる道中、あれ?と胸が騒ぎました。
カメラのビデオ機能で、音声とれてるんじゃないの?
たたみかけの胸騒ぎ
カメラにヘッドホン端子ついてたよね?
じゃあヘッドホン端子とVT-4のマイク入力つなげばいいんじゃないの?
なるほど確かにその通りだ
最終的に、VT-4を使いたいというだけなら、RX10M2の電源を入れてVT-4につなぎ、(映像は不要)PC側でマイク入力をVT-4を選ぶだけで良くなった。
音声:DSC-RX10M2→VT-4(ボイスチェンジャー)→PC
映像:内蔵Webカメラ→FaceRig→OBS→配信画面
YouTubeライブ配信できるぞー!
背景にゲーム画面を出したりもできるぞー!
DSC-RX10M2の映像を使っての高画質ライブ配信もできるので、
2次元と3次元の高画質ライブ配信ができるようになりました。
さらに音声もボイスチェンジャーで加工できますので、
顔出したくない、声もばれたくない そんな状態でもライブ配信ができます。
まとめ:できるようになったこと
今回、いろんなことができるようになりました。
・高性能カメラを使ってのWebミーティング参加
・高性能カメラを使ってのライブ配信
・アバターでのWebミーティング参加
・Live2Dアバターの作成
・Live2Dアバターでのライブ配信
・ボイスチェンジャーを使ったライブ配信
・ボイスチェンジャーを使ったWebミーティング参加(やらないけどね)
僕は一体何になりたいんでしょうか?
できるかな?に挑戦できる人でさえいられれば、何でもいいです。
HDMIキャプチャーボード 19,769円
240GB SSD 3,980円
4GBメモリ 1,890円
FaceRig 1,480円
Live2D Module 398円
マイク 2,860円
マイクスタンド 1,040円
USB3.0ハブ 1,499円
VT-4 26,400円
合計 59,316円
前回 :37,285円
まとめ:96,601円
3月に買ったものだけどVT-4まで含めて10万円でおさまってた!
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