10点取るぞスワローズ

すっかり夏が終わり、蝉の声がそろそろ鈴虫に変わる頃ですね。

いかがお過ごしでしょうか。

怒涛の夢眠ねむ生誕ウィークから、私はなんだかんだ忙しく過ごしました。

結構毎週色んな所に行ってました。

1記事にまとめると長いので(いろいろやりすぎなんだってば)、トピックごとに分けますね。

そのため今は9月10日ですけど、7月19日くらいから始まります。


7.26 vs中日ドラゴンズ @神宮球場


すわほー!! すごい試合を見た 10点差ひっくり返るとか!!!#swallows

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TOKYO燕POWERMENT DAYでした。

今年まだ観戦していなかったのですが、このイベントの開催日に指定席をとると、燕パワーユニフォームをもらえるので

友達と行ってまいりました。


今年ヤクルトはけが人続出、レギュラー陣も投打噛み合わず、不調真っ只中。

ついちょっと前に、やっと14連敗から脱したところでした。

観客はユニフォーム配布目当てのヤクルトファンが大勢詰めかけましたが、この日も立ち上がりは悪く、

というか最悪で、2回に3点、4回に3点、5回に4点とられ、0-10にされてしまいました。

ピッチャーは若い星選手。打たれると制球が乱れ、四球も多めでした。

ベンチにてゃ0-6にされた時点で諦められたのか、0-10までずっと一人で投げていたのが可哀想でした。


6回に入って、ピッチャーが土肥に変わります。

僕は2014年からヤクルトを見始めたのですが、その頃の土肥は結構打たれているイメージだったので、

「次1点取られたら帰ろうか」と話していました。

だって10点取られて逆転するなんて無理じゃん?

点取られ続けるの見るくらいなら、どっか居酒屋行きたいわ…と思って。


しかし土肥はランナーを抱えることもほぼ無く、淡々と締めていきました。

10点取られた時点から応援団はホワイトボードに「10点取るぞ」と書いて、

いつもは「絶対勝つぞスワローズ」と歌うところを「10点取るぞスワローズ」って歌ってた。

ポジティブだなー!でもそういう諦めない心いいよね。

安西先生も諦めたらそこで試合終了だって言ってたし。


6,7回を失点無しで乗り切ると、キャプテン中村がホームランで2点を返してくれました。

これで帰りたい気持ちは少し薄れ、

「中村のHRも見れたから、まあ来てよかったな!」

とかなりポジティブになっていました。酒も飲んでいたしね。

2014年は結構見に行くたびに惜しくも無く負けたりしていたので、それに比べれば…という感じでした。

負けなれてくると、ちょっとでも良いプレーが見れれば満足できるようになるんですよね。


8回の山本も被安打はありましたが、0に抑えてくれたので、

さあ8回は誰かのファインプレー見れるかなと少し身を乗り出して応援していたら

バレンティン2ランHR 4-10

上田犠牲フライ  5-10

中村タイムリー  6-10

坂口タイムリー  7-10

山崎タイムリー  8-10

山田タイムリー  10-10

この回2番山崎から始まり、一巡してさらに6番藤井まで14打席で8得点。

こんなことってあるんですか!

テンション上がりすぎて、途中から応援歌というより応援咆哮してました。

中日のピッチャー陣も有名所ばかりが出てきていたけど、

先発大野、福谷、岩瀬から8点奪取していったのも気持ちよかった。


みんな今点を取らないと、チーム状況的にも、

ルーキーの星くんのメンタル的にもやばい!ってなっていたのかな…

7回の中村のHRでみんなの目が覚めて、目が覚めすぎてガンギマリナイトカーニバル開催してた。

応援団がずっと声かけていたとおり、「10点取るぞスワローズ」実現しちゃった。


8回の攻撃が終了した後の喫煙所は、僕も友達も興奮していたし、なんなら周りのファンみんな驚いてた。

10点差つけられていたのに追いつくなんて、滅多にないんだろうね!


こうなってくると、「10点取るぞスワローズ」から「絶対勝つぞスワローズ」に目標は変わって、

それはもう気合い入れて応援しましたよ。

9,10回はルーキ、石山でしたが、今年のヤクルトの投手陣でも奮戦している二人。

しっかり抑えてくれて、10回の攻撃に入ることができた。


この回に、ここにこの人の打席を持ってくることが大事だったんだと思う。

代打大松、初球をフルスイング、飛ぶ白球。

ピッチャー、内野、外野と順番に見送って、僕らファンは着弾までしっかり確認して、

0-10からの大逆転勝利は、今年移籍してきた大松の2度目のサヨナラHRで、

一瞬にして決着がつきました。


信じられないことが起きて、僕らファンはもう訳がわからなくなってしまって、

ただすごいものを見た、ということはわかっていたので、家のTVのスポーツニュースの録画予約を入れました笑

ヒーローインタビューが終わっても、球場を出ても僕らはずっと興奮が冷めなくて

どこからともなく起こる大松コール、続いて東京音頭、最後に大松コール。

2015年の優勝した時と同じくらい、ヤクルトファンが浮かれていた。


10点差をひっくり返しての逆転勝利は、プロ野球のタイ記録で、20年ぶりのことだったそうで。

20年に1度しか見られない大事件を、年に1度の観戦で引くことができたのは本当に幸運だった。

楽しすぎて、野球好きに会うとつい自慢してしまう。

うざくてごめんなさい。


でも、野球ってやっぱり面白いね。

ほねでざいん honesty-to-desire.inc

あれもしたいこれもほしい、欲求に正直なホモサピエンスのチラシの裏 I live honesty to my desire.

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