右ねじです。
12月になりましたね。毎年何事も、11月までは「まだ間に合う」って気がするのに、12月に入ると途端に「もう終わりだ」って気がします。私だけでしょうか?
12月に入ると「もう終わりだ」となるもの、何があると思いますか?
そう、「資格試験」ですよね。
なぜか資格試験は3~5月と10~11月の春秋に開催されることが多いです。たまに7月も開催があったりしますが。
恐らく、夏は長期休みがあるけどレジャーの予定を立てられがちで、冬は年末年始とレジャーで、どっちにしろ受験者が集まらない+運営スタッフが集められないのではないかなぁ。
つまり、日本ではだいたいの人が年に2回、スキルアップのチャンスを持っているのです。
そして僕は幼少期からの資格大好き人間な上に、入った会社では取得した資格に応じてお金がもらえます。楽しいことをして、資格が取れて、お金までもらえるのなら勉強しないわけがありません。仕事が忙しくなくなった2016年から、受験料よりもらえるお金が多い資格をハントしています。
シーズンが終わったところですので、僕の今年の狩りを振り返ってみようと思います。
・資格取得編
3月 メンタルヘルス・マネージメント検定Ⅱ種(6,890円)
いきなりですがこれは昨年11月(2018年)に取り逃がした資格の再受験です。
会社の補助が出る通信講座では、そこそこ勉強していったつもりだったのですが、模擬試験をやらずに挑んだ結果の惨敗でした。
そこで2019年は、逆に模擬試験+過去問題だけやってから受けましたところ、なんとか合格しておりました。
受験の動機は、元々心理学・メンタルヘルスケアに興味があったのと、会社の制度で上司部下の1on1面談が導入され、そういった技術・知識が今後必要になると考えたためです。
なので、Ⅲ種(セルフケアコース)ではなくⅡ種(ラインケアコース)にしました。
成果:10,000(奨励金) - 6890(受験料) = 3,110円
6月 日商簿記検定3級(3,340円)
これは2018年にも申し込んでいたのですが自信がなさすぎて会場に行かなかったやつなので、これも再受験です。
なんで自信がなかったか?それは会社の補助で受けた通信講座のテキストが分かりづら過ぎたのと、その習熟度テストが鬼のように難しかったからです。
そこで誰にでもわかるように説明してくれていたこの本を書店で購入しました。
基本的にはテキストも会社の補助でタダGETしたい僕としては屈辱でしたが、資格が取れなきゃ意味が無いです。この本に沿って、練習問題は必ずPL表などノートに書きまくりました。
最終的に試験日までに最後まで読めず、決算書に到達できなかったのですが、本番の試験の最後の大問が決算書でもう死んだと思いました。
ただとにかく解答欄を埋めた結果、ぎりぎり合格点+2点で合格できました。
受験動機としては、もともと15,000円あった会社の家賃補助が廃止され、職能手当てに変わることになり、ITパスポート・ビジネス実務法務3級とこれのそれぞれに5,000円支給されることになったからです。
それぞれを使うっていったいどんな仕事だよと思われるかもしれませんがご安心ください。まったく業務とは関係ない資格です。それを職能手当ての支給基準とするのはどうなの?あと、だったらそれぞれの上位資格を持っていたら増額支給されるべきじゃない?
成果:5,000(奨励金) - 3,340(受験料) = 1,660円
11月 ビジネスマネジャー検定(6,600円)
受験料支払いの時に、「あっ消費税上がってる」と思いました。
試験勉強としては今年はやってないです。2018年に通信講座でテキストを読み課題を提出した時点で、簡単だなぁとは思ってました。別にノー勉で行こうと思ったわけではなかったのですが、今年7月ごろに申し込んでから、7~10月の怒涛の忙しさ(Attachementも、遊びも何もかも)で完全に忘れてました。
11/10の朝起きてTwitterを見ていたら(廃人)、TL上の人が別の試験の一夜漬けをしていたのを見て、今日試験日じゃん!って思いだして受けてきました。
それに伴い、Attachementの営業を休みにしてもらいました…申し訳ねぇ
店員の右ねじです👉
— Attachement (@attachement_ebs) November 10, 2019
申し訳ありません!
今日は検定試験があるのを忘れていました😋
なので、お店はお休みにします🙏
試験の日を忘れていたと言うことは、勉強したかどうかについては皆様のご想像にお任せします😄#恵比寿 #雑貨 pic.twitter.com/h2QQbW00uC
勉強してから1年経っていたので内容完全に忘れていたけど、やっぱりめっちゃくちゃ簡単でした。TACの速報見ながら自己採点したら受かってました。
受験動機は、「資格取りまくって奨励金で会社の財政を圧迫してやる」です。僕一人じゃそんなことできるわけないんですが。ただ奨励金だけでなく通信講座代も会社持ちなので1資格につき2万~5万くらい今まで使っているはずです。
成果:10,000(奨励金) - 6,600(受験料) = 3,400円
・勉強編
准防災介助士(14,300円)
災害が起きた時に医療関係者・自衛隊等の公的な支援(公助)のほかに、自らの避難・防災(自助)と、地域の助け合い(共助)をうまく組み合わせて被害を抑えよう、という考え方があります。
そのうちの共助のため、避難する際に例えば身体・精神障害を持つ人や高齢者などに対しどう接したらいいか、避難や避難所生活でどういったサポートが必要かという知識を得られる講座でした。
防災介助士として認定を受けるためには、実技講習と筆記試験を受ける必要があります。
あれ、一応准防災介助士の認定料は払ったと思うんだけど…そういえばまだ認定証届いてない気が…
家族の認知症介護(12,100円)
これはきっと将来認知症介護するんだろうと思うので、テキストが欲しかっただけです。
課題を提出するためにテキストを読まないといけなかったのですが、面倒なので読まずに提出しましたが合格しました。
祖母の糖尿病が悪化した時、認知症に近い症状が出たので勉強しておいてよかったなと思いました。
病気としての対処方法というよりは、その時々に応じてどんな支援を受けられるか、制度や手続きについて知っておいた方がいいと思うので、個人的にはおススメです。
Udemy
プログラミングの動画教材が多いサービスです。受講しているのはこれ。
本当の本当に初心者なので、
- 超初心者向け
- とにかく安い
さらにそのうえ、
- HTML
- CSS
- Bootstrap
- JavaScript
- Ruby
- MySQL
- Ruby on Rails
- Github
- Amazon cloud9
これらを「どういう概念か」から説明してくれるのが良いです。
セールで1,440円でした。
今まだJavaScriptなので、年末年始で結構進められたらいいなぁ
Adobe Illustrator
Attachementで取り扱うエストニアのジュエリーブランド、KIRJU.COのリーフレットを作成するときに初めてさわりました。最後印刷する所でいろいろな人に(KINKO'Sとか)教えてもらったので、次回以降はすんなり入稿できると思います。
Attachementの店頭に設置していますので、見てみたいという方はぜひお越しください。
個人のスキルアップを支援してくれる制度があるなら、最大限使おう
僕自身、高校あたりからは勉強しても褒められることもないし、あまり勉強が好きではありませんでした。このあたりは大学受験が無かったのも関係があるかもしれません。
僕にとって勉強していい結果を残すことは、褒められることに繋がり、それが幼小中と続いたことで、褒められることが一番のモチベーションとして機能していました。
ただ会社に入って3年目、部署移動した先の上司が「どういうスキルアップをしてどういう人生を目指しているの?」と問いかけてくれた食事の席で、本当は何も考えてなかったけど「この会社でできる限りのスキルアップをしたい」と意識高いことを即答した(そして上司はご満悦だった)ことがきっかけで、なんか資格取るかぁとか考えるようになり、
そういえば通信講座に会社が補助金出してくれる制度あったなぁ とか
そういえば資格取ると奨励金もらえる制度あったなぁ とか
思い出すことができたのでした。
オリエンタルラジオの中田敦彦さんがYoutubeでエクストリーム授業をする「Youtube大学」というのがあります。彼は教育系Youtuberとして「勉強」→「整理」→「授業(撮影)」をぐるぐる回していてとても楽しそうに見えます。見えますと言うか、純粋にめっちゃ楽しいと思います。
仕事やら家事やら勉強やら、生きているうえで行っている活動ってほとんどのことは自分の思ったようには他人に評価されず、出来栄えへの満足度ややりがいというものは、個々人が各々設定するしかありません。
でもそれをパブリックに見てもらい、良質であると認められるコンテンツとして成立しているということは、彼の勉強は大衆からも認められるほど質が高い学びである、と評価できます。
このことは勉強をするうえでもその先のルーティーンを回すうえでも、強力なモチベーションとなります。だからきっと、中田敦彦さんは今とんでもなく楽しんでやってると思います。
僕が資格試験を受けまくるのも、実はそういった「努力を客観的に評価・認定してくれるから」だったりします。
仕事をやっていると、評価者や会社は頑張りを見てくれたりしますが、「この業務知識って世間一般から見て価値があるのかな?」と疑問に思うことも多々あります。
だから仕事に関連して、世間一般の知識を得られるであろう資格に向けて勉強して、それが社会からも会社からも認められるというのが、今の僕の勉強に対してのモチベーションです。
単純作業でつまらない仕事をやっているのであればリスク管理やメンタルケア、法務でなくても営業でも法務知識は役立つときがあります。簿記があれば世界だって救えるらしいです。
ひたすらただ仕事していて、やる意味やモチベーションに疑問が生じるのであれば、目標をもって勉強することで、やる気を取り戻せるかもしれませんよ。
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